2018年03月13日

家を所有する喜びとは?

人生を家のために犠牲にするのか

新築の平均価格は3,000万円以下で、自己資金を用意しても沢山のローンを抱えることになる。限度額いっぱいを長期間かけて返済する。


現金で購入できる人はごく限られているから、この住宅ローンによって最大35年間も早く自宅を購入することが出来る。


分割払いと金利を負担することで、時間をお金で買う訳だ。その替わりに長期間の支払いのため、自分の人生を犠牲にしなくてはならない。


一例をあげると、2,000万円に対する35年間の金利負担は、金利3%として12,327,400円で、総額32,327,400円にもなる。年間923,640円で、月額支払は76,970円となり、これを35年間続けることになる。これは35年間待てずに購入したペナルティ。


しかし、やっと手に入れた(所有権はまだ自分にない)折角の新築住宅も年を追うごとに劣化してゆく。きれいなのは最初のうちだけで、外壁や屋根、水まわりと順番に傷んでくる。


当然修理費が必要で、住み続けている限り費用負担は生じる。そこでさらにローンを組むとなると、毎月の費用負担額が増加する。


やがてローンを支払い続けながら住み続けた家も35年後には見るも無残な姿に変わり果て、資産価値がゼロとなる。


ここで注意したいのが、確実に毎月の支払いをできる保証はどこにもなく、病気やケガ、景気変動による収入減など、将来を見通せない問題も多いことである。


収入減となり家を手放すことになってもローン残高がペイできればいい方で、ローンがたっぷり残った家ならば売却しても借金だけが残る。


住宅が資産になるというのは幻想だった!?

「住宅は一生の財産になる」と建てるときは考えているが、ローンを支払い終われば資産価値は目減りしており、中途半端な物件なら全く割に合わない。


さらに、古い家は修理費かかり固定資産税も毎年徴収される。所有するだけで出費がかさむ。


こんなものを後生大事に持ち続けるのは無駄以外の何物でもなく、家を所有することは全く割に合わないことになる。


人口減少に転じた日本において、ローンを支払い家を購入するくらいなら、賃貸物件に住み続けた方がいいのかも知れない。


毎月の支払いが同じであれば、所有するリスクから解放されるし、常に新しい物件に住むことが出来る。


いくら頑張って所有しても、ある日突然手放さなければならない時が必ず来る。それも強制的にである。それは自分が死を迎える時である。そう考える、不動産を所有することがステータスシンボルであること自体、甚だ疑問になる。


いま私は歳を重ね、所有する欲望から解放されつつある。血眼になって所有することより、一つでも多くの経験や思い出を作る方が価値があると感じる。


経験や思い出は、世間や他人の価値観に依存しない。


それは無形の財産であり自分が内包しているもので、いざ死を迎えても一緒に持っていくことのできるものだと考えるからである。


posted by ヨッシー at 14:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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