2017年03月14日

非効率な飛び込み営業

飛び込み営業では、新しいお客様のところへいきなり訪問し営業をします。


この営業方法は、営業する側もされる側も精神的苦痛は大きくなります。私にも経験はありますが、相手の機嫌が悪い時に遭遇すると、いきなり罵倒されます。


「帰れ!バカヤロー!」と、まるで虫けらでも扱うように。


これは本当の話です。人格まで全否定された気分になり、さすがに落ち込みます。


相手の立場を考えれば、そりゃそうですよね。冷静に考えると、パンフレットを置いて帰るだけならいいですが、いきなり商品やサービスの説明をされる訳です。いい気持ちはしませんよね。


そもそも、パンフレットを置いて帰るだけなら、わざわざ飛び込み営業しなくてもいいのではないでしょうか。自分が伝えたい情を相手の手元へ確実に届けることが目的ですなら尚更です。


そう考えると、郵送やメール便で発送する方法は確実ですね。


しかし、いくら郵送やメール便と言えど、いくらかのコストは発生します。なるべくなら効率的に行いたいものです。



そこで私は、アプローチしたい相手をセグメントする方法をとっています。セグメントは、購入者年齢性別職業などによって行われる区分です。


例えば、頭痛薬を販売したいと考えた時に、不特定多数に宣伝して効果があるでしょうか。


頭が痛くない人は買いませんよね。


実際に、頭痛薬が欲しいと思う人は、いま、頭痛で苦しんでいる人だけです。


いくら頭痛に悩まされていない人にアプローチしても、販売に結びつかないのは明らかです。


闇雲にアプローチしても、販売に繋がる保証はないのです。


では、どうするのか?


アプローチする相手を頭痛薬が欲しいと思われる人だけにセグメントをしたら、自分が相手の立場になり魅力的だなと思うキャッチコピーを作り、アプローチするのです。


因みに、最近の結果をご報告いたします。



廃棄物のリサイクル

20件発送→2件成約  反応率10%


除菌消臭液

36件発送→1件成約  2.8%


生ゴミ処理機

10件発送→1件商談中  反応率10%



この結果を見て、効果的かどうかを判断するのはあなた次第です。


少なくとも私にとって、飛び込み営業に比べて、必要最小限の経営資源投下で最大限の結果を得ることができました。


発送後何もしていません。問合せがあった時に初めてご説明するだけです。


お断りしておきますが、発送先に「資料は届いておりますでしょうか」や「ご覧いただいて如何でしょうか」と確認するのはご法度です。


気持ちは分かりますが、これは嫌がられます。これは、受け取る側の立場になれば明確です。


会社には、日々多くのダイレクトメールが届いています。その多くは、ゴミ箱やシュレッダーに直行です。なぜならば、受け取る側は必要性を感じていないからです。


これはアプローチする相手やセグメント化の失敗によるものです。しかし、それに負けてはいけません。こんなことは、当たり前にあります。


私も受取拒否され、発送したダイレクトメールを返送された経験があります。


あなたにも、一度くらいはゴミ箱に直行したことあるでしょう。こちらから発送するダイレクトメールだって同じことですよね。普通にゴミ箱へ直行です。


全く興味のない内容で、名前すら知らない会社から発送されたものです。自分が受け取る時はゴミ箱へ直行し、反対に自分が送りつける時は、反応してくれないと嘆く。これでは余りにも自己中心的です。


期待する方が間違っています。


運やタイミングの要素もありますが、発送した相手から反応がなければ、大方それは必要性を感じていないからなのです。もし必要性を感じたなら連絡をくれます。


人々が商品やサービスを求めるのは、それらを介して必要な結果を得たいからです。頭痛薬なら「頭痛を取り除きたい」のが求める結果であり、頭痛薬はその道具にすぎません。


あくまで商品やサービスによりもたらされる結果にフォーカスしていないと購入してもらえません。


人は結果が想像できない、すなわち必要性を感じないものには反応しませんからね。ここを理解しないと無駄な労力ばかり費やすことになります。


もし反応がなければ潔く諦め、作戦を練り直し次の相手を探しましょう。



人々が欲しがっていた物を欲しい時に届ける。長年の頭痛に悩まされている人に対し、頭痛薬を届けられるアプローチができれば最強ですね。しかし、ここが難しいところです。


一番いけないのは、頭痛薬が欲しくもない人に無理に売ろうとすること。押し売りされるのは誰でも嫌ですよね。自分がされて嫌なことは相手も嫌なのです。



市場の反応は正直です。


ゲーム上や机上理論ではなく、その正直に反応してくれる市場で反応を試してみる。


これほどダイレクトに、自分が試す方法を実証できる方法は他にありません。間違っていれば叩きのめされ、正解であれば果実を得る。まさに経営の醍醐味ですね。


最後になりますけど、決して我々は大企業が行うようなマスマーケティングを真似てはいけません。多額の資金回収が見込める反面、多額の投資が必要になりますし、あれは市場で大きなシェアを持つ会社がやることです。


自分に合った戦略を選ぶことが大切です。

posted by ヨッシー at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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