2019年05月13日

残業するのは美徳ではないですから

日本人の労働生産性の悪さは半端ないですね。押印文化があり、社内の決済は全て紙で決済。その紙をファックスで送信する。送信した書類はファイリングする。決済は上司が放置していれば何も進まない。生産性を上げるため業務の効率化を図ろうとしても変化を嫌い、以前のやり方を変えようとしない。決済までとにかく時間がかかり、全体の動きも遅い。


お金が欲しいなら、1分でも早く決済すればいいのになと思います。中には人材を消耗させているブラック企業も多く、私が経験してきた中にも真黒な会社はありましたね。


これは以前、妻の身内が集まった時に上がった話題です。妻の妹の夫である〇〇君はサラリーマンです。毎日夜遅くまで仕事をしています。そこで妻の母親(義母)が、皆の前で〇〇君に言ったセリフがこうです。


義母「〇〇君は毎晩遅くまで働いていて偉いね」「毎日大変やね。よく頑張るね〜」

〇〇君は褒められて、まんざらでもなさそう。

私「・・・・」

義母「〇〇君は働き者やね」「休日もなく働くなんてね〜」「すごいね〜」

私「・・・・」

義母「達也さんもそう思うでしょう?」

うわっ!突然話を振られても困るよ。でも答えないといけない。

私「え、え〜。そうですね、すごいですね」「毎晩遅くまでお仕事なんて、大変だと思いますよ」と仕方なく話を合わせておきました。でも腹の中では、「私には絶対無理」「私ならそんな会社なら早く辞めるけどな」と毒づいてましたけど・・・。


夜遅くまで働くのがいい?いえ、これ違いますよ。労働生産性が悪すぎるか、一個人に負担がかかりすぎていることが問題でしょう。経営者のマネジメント力のなさを物語っていますね。


私は遅くまで働きません。疲れて頭の回転が鈍くなるからです。


でも、〇〇君の働き方は義母にはどう映っているのでしょう。夜遅くまで働くのは、素晴らしいと映っているのでしょうか。比べるのは失礼かもしれませんが、私の方が断然稼ぎが上です。働く時間も〇〇君より短い。労働生産性を考えれば、やることをやって早く終わらせ同様の結果が出せたなら、その人の方が素晴らしいのです。それが、仕事の出来る人なのです。


仕事しているフリをして、だらだらと会社に長時間いる必要はありません。結果が出たなら、とっとと帰ればいいのです。中身を見直さないから、長時間働かなくてはいけないのです。自分から変えていかないと、いつまでたっても浮かばれませんよ。


長時間労働が日常化し、感覚がマヒしてしまったらおしまいです。義母世代のように、毎晩遅くまで休日もなく働くことを美徳とする感覚は、もう時代遅れなのです。


ここで憂慮するのは、義母のような感覚を持った世代が未だ第一線で活躍していることです。さすがに今の若者が、こんな考え方する経営者の下で働くのは無理でしょう。雇用のミスマッチの一因としてあるのではと考えます。これはお互いにとって、不幸以外の何物でもありませんよ。


現代は業種によりますが、わざわざ出社しなくても仕事できる環境が整っています。モバイルが充実しているのですから、もっとテレワークを推奨すべきだと思いますね。


今思い出しましたけど、私が以前勤めていた会社の経営者も、早く退社するのは悪だという感覚でした。


私が19時頃に退社しようとすると、社長から決まって「もう帰るのか?」「早いな」と嫌味をいわれる。いやいやいや〜、もう一回言います。いやいやいや〜、その感覚おかしいでしょう。やることやって結果を残しているのですから、帰らせてくださいよ。


早く帰ることで翌日のパフォーマンスが上がるじゃないですか。疲れた体では、仕事でミスするかもしれませんよ。まっ、そんなこと分かっている経営者なら、遅くまで仕事しろとはいいませんけどね。

posted by ヨッシー at 15:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記