2019年04月10日

マンパワーに頼るビジネスを見直す時代到来か!?

コンビニの24時間営業の見直しで取りざたされているとおり、最近、人手不足が目立ってきましたね。


コンビニはでは、サービスの内容が多くなればなるほどそれに伴い人力を必要としてきました。しかし、ここへきてそのビズネスモデルが時代に合わなくなってきているようです。


人手不足の原因として、日本でもっとも大きな人口構成比を持つ集団である「団塊の世代がリタイアした」ことが一つの原因だといわれています。労働力を確保するため定年延長されてきましたが、それでもリタイアする時期を先延ばししただけの効果しかなく、人手不足は深刻な問題となっています。


もはや省力化、省人化の流れになるのは必至で、これに乗り遅れると企業として存亡の危機に扮することになりそうです。更に、省人力の変化に乗り遅れると、販路拡大路線に舵を切ることもできなくなります。


これからは、できるだけ人を使わないようにする。この変化が求められるでしょう。


人が携わり手作業でやることに価値があると信じていたことも、「本当に価値があるのか?」「人がやらなければならないのか?」と考え直してもいいかもしれません。


例えば、おにぎり。手作りおにぎりは美味しいと思っていましたけど、別に手づくりでなくても美味しいです。かえって手作りの方が、誰がどのような環境で作っているか分からないので安心できない。それに機械の方が生産能力が高い。


あるおにぎり成型機は、毎時3,000〜5,000個の成型が可能だとあります。反面、手作りは生産性が悪く、どうしてもその分のコストを価格に転嫁しなければならない。営利を目的とするなら、製造原価に影響する人力でやる必要はない。機械導入時に設備投資金額は増えるが、人件費の削減で時間が経過すればペイできる。


レスキャッシュ(現金完全廃止のキャッシュレスではなく、現金決済の機会を極力少なくする)も同じです。観光地で未だにクレジットカードお断りのお店があります。支払いは現金だけで、人が受取りお釣りを戻す。この作業だけでも無くすか簡素化すれば、労働力の削減も可能になる。更に、テーブルの上でスマホ決済が出来れば、お互いにもっと幸せな気分になれると思います。


こんな面倒なことでは、いずれ「大変不便な店」と利用者に判断され、淘汰されてしまうかもしれません。今は、産業革命のときに起こった「ラッダイト運動」の時代と違い、労働力が不足しているから機械化せざるを得ないのです。


しかし、いずれ省人化が進行し社会の中に浸透していけば、人手不足は解決できる。とは言え、全てが自動化できないですから、自動化できない分野に携わる人は生き残り、自動化の可能性が高い仕事をしている人は生き残るのが困難になる。いずれ、二極化するでしょうね。


機械が出来る仕事は付加価値が生み出せないから労働単価も安くなる。「私は、1時間におにぎり300個作れます」では、機械に敵うはずもありません。


18世紀半ばから19世紀にかけて起こった産業革命の時代は、機械の進歩や普及により、生産効率自体が飛躍的にアップして企業の生産力が向上しました。そして、増えた分の利益が資本家から労働者たちへ給料の形で還元されます。これで、彼らの所得が増え中産階級が生まれた。


果たして現代はこの図式が成り立つのか、甚だ疑問です。それとも、気合を入れて、今からおにぎりを1時間あたり3,000個作れるように努力しますか?

posted by ヨッシー at 08:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記